先日から、Libretto L5の復活(改造)について書いてきましたが
今回やっと、最終形で改造が終了しました。
前回まで
1.2014/4のWinXP終焉?以来、お蔵入りしていたLibretto L5のOSをWin7にグレードアップ!
~少し前のOSだったので「更新」が約200もありその作業で大変でした。
(多分延べ時間で20時間くらい更新でかかったように思います。)
2.動作が遅いのでHDDをSSDへ置換検討!
を報告しましたが、今回めでたく?正規の?SSDへの置換に成功
しましたので最終回として報告します。
(いささか古いPCですし、参考にされる事無いと思いますが備忘として)
SSDの選定
1.変換名人(業者)にSSDをSDHC-M44Aを使用しSDカードで出来ないか?問合せ
<回答>
スピードが出ないのでwindowsOSなどはお勧めしません。Linuxや軽いOSなら可能です。
・・との事で、どうやら難しい事が判明
2.各種インターネット情報からTranscend SSD TS32GSSD25-Mの採用例を発見
但し、Transcend TS32GSSD25-Mは、既に生産中止となっており
現行機種はTS32GPSD330と判明し入手。(容易に入手可能と判明。価格も7K円程度)
元のHDD(左)と換装するSSD(右)の写真(同一外形でバッチリ換装できた)

換装作業
(以下の作業は、参考頂いて結構ですがその結果に当方は責任持てませんので、あくまでも自己責任でお願いします!)
<参考資料>
1.LibrettoのHDDやSSDへの換装方法
いろんな記事が古くから報告されており、それらを参考にPC本体分解・換装を実施
Libretto の分解で参考になった写真例はインターネットで検索したら数多く見つけられます。
(LibrettoL1-L5の例であるが、ほとんど同じ方法で可能)
2.SSDのPin Assigment(ピン配列)についてはL5に搭載のHDDを換装した報告例が非常に参考になりました。
(Librettoで検索したら出てくると思います。)
<実際の作業>
1.HDD→SSDへのクローンコピー
当初 EaseUS Todo Backup Freeを使ったが、(多分私の使い方が悪く)上手くいかず
AOMEI Backupper Standard for Win7を使用してクローンコピー(OS含めまるごとコピー)実施。
~SSDのPCへの接続はHDDようケース(GW2.5AI-U2)を利用してUSB接続。
~古いPC&少ないRAM(512MB)、USB1.0等のせいで約5時間かかった!
2.Libretto L5分解
先の参考資料に基づき、分解。結構簡単で10分くらいで完了。
~L1とはHDDの装着が少し違うが、ほとんど同じ作業で可能!
但し、本来分解を想定した造りではなく、コネクター類がきわめて精密・微小なので取り外しには注意が必要。
(私も、いろいろあって6,7回分解・組み立てやったので何か所かのコネクターが壊れてしまいました。何とか押さえられている感じ・・・(^_^;) )
分解写真1(キーボードを外した状態)

分解写真2(PCの裏 ビスを6本取り外し)

分解写真3(キーボードの下が出てきた!)

分解写真4(一体の液晶と表面カバーを外した状態・右側のものが取り外し前のHDD・フレキケーブルを外して取り出し)

コネクタ類が、なにせ小さく精密
3.HDDをSSDに変更(換装)
まず最初に、HDDのコネクターを外し、SSDを挿そうとするがソケットの44Pが埋まっておりSSDの44Pを根元からカット。
(44Pは空端子なので問題なし)
~そのままの状態で換装し、動作させるも立ち上がらず!
それで上記<参考資料>の2.Pin Assigment(ピン配列)を見ているとどうも
HDDの方は41P(LOGIC)に3.3V、42P(MOTOR)に5Vが供給されているようで
SSDの使用では共に5V駆動のようです。
(Transcend社に確認したら、41Pと42Pには3.3Vか5Vかどちらでもいいが同じ電圧を加えないと故障する!との事でした。)
そこで、先のPin Assigment情報を参考に41Pを根元からカット、SSDをかなり強引に分解し41Pと42Pをジャンパー線でショート
SSDの蓋を無理やりめくった状態(^_^;)

41Pと42P(裏)をジャンパー線でショート

但し、詳細は省略するがどうも41Pと42PはSSDの中でつながっているようで、確認はしてないが上記ジャンパー線でのショートは不要だったと思われる。(^_^;)
(SSDのケース分解は、かなりリスク伴うし大変だっただけに残念でしたが、後の祭り!ただ、ほぼ原形どおりに戻せたので良かったですが?)
完成したLibretto L5写真(外目は以前と一緒だが・・?手前が取り外した元のHDD)

結果
Libretto独特のHDDカリカリ音もなくなり、静かなPCになりました。
但し
東芝 Libretto L5/080TNLNは、CPU Transmeta Crusoe Processor TM5800 796MHz RAU 512MB
なのと、Win7 OSを強引に入れているので、HDDの時と比べて「少し早くなったかな?」程度で、決してサクサクと言う訳ではありません。
取りあえずは、アマチュア無線の移動運用の時のLogger(HamLog/CTESTWIN)としてのみの使用なので良しとします。
作業としては、ここに記載のほかに私個人の知識不足等、色んな事がありまして、約10日ほど「のた打ち回って!」いましたが、結構楽しく作業ができ、またPCの基本も勉強できて良かったと思っています。
今回はの作業では、上記ブログ等の情報が大変参考になり、それと無線の知人のCGNさんには直接ご指導願いました。
大変有難く、心よりお礼申し上げます。
4/5追記(備忘)
WinXPからWin7へグレードアップ時、NGとなっていたSDカードとAudioの動作だが、やはりLibretto関連のブログで知った下記ドライバーのインストールで回復した。(^^)/
SDカード=s4sdx.exe Audio=alimew2k.exe
皆さん偉いなー? FB/FB VY TNX!
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